どうも、米国株投資家のぽっぽです。
最初に明言しておくと私は愛煙家です。(喫煙者よりいい言い方!)
タバコを愛する一人の投資家の意見としてご参考ください。
2019年7月18日、フィリップモリスの四半期決算が市場予想を上回り、通気の見通しを上方修正しました。
個人としてはBTI、MOには投資していたのですが、PMはまだ買っていませんでした。。
配当性向が90%前後というのが気にかかり、後回しになっていたためです。
少し悔しい笑
それでもタバコ市場はフィリップモリスの恩恵を受けて値上がりしました。
少しはぽっぽも恩恵を受けることができて感謝です。
さて、今回は配当金生活に向けてタバコ銘柄をポートフォリオに組み込むのは無謀かどうか考察していきたいと思います。
シーゲルに言わせると人気がないからこそ狙い目
シーゲル先生の本「株式投資の未来」ではフィリップモリス(アルトリア)が1957年から2003年の間で一番高いリターンを叩き出しました。
トータルリターンは年率では驚きの19.75%。
もちろん最近のタバコ銘柄はのきなみ下落しており、しっかりマイナスリターンを叩き出しております。
その原因として「タバコの販売総量の低下」「メンソールタバコの禁止検討」「健康ブーム」あげればキリがありません。
そのために誰がどう見てもタバコ銘柄の未来は明るくなく、購入にも二の足を踏んでしまうような状況です。
ただ、シーゲルが言うには「投資家から人気がない銘柄はリターンが高くなり得る」とのことです。
というのも、投資家の期待値が低い場合、その期待を上回るのって結構簡単だよね?っていう話です。
逆を言えば投資家の期待値が高い場合、それを上回る乗って結構大変だよね?ってこと。
最近の動向でいうと前者はフィリップモリス。後者はNetflixです。
市場予測を上回ったフィリプモリスは7%値上がりし、市場の予想を下回ったNetflixは11%値下がりしました。
期待値というのは株価に表されます。
みんなが買えば株価はあがり、みんなが売れば株価は下がる。
単純ですよね?
それでも株価だけ見てもよくわからりません。
そんな時に見るのがPERです!(株価収益率のこと)
- フィリップモリスのPER:17.72倍
- NetflixのPER:125倍
この数値を見てどう思いますか?
そりゃ、これだけ高ければ一回決算でコケると株価も暴落しますわ!
投資家の期待値=PER と私は判断しています。
そういう考えでいくと成長株は基本的にPERが高いです。そうなると少し手が出づらいんですよね。。
Amazonみたいに成長し続けてくれればなかなかなリターンを得ることができますが、決算でコケると高いPER分大暴落します。(PERが低くても暴落しますがね!)
なので個人的にはPERが低く、それでいて長く続くであろう銘柄がおすすめです。買い増しを続けるとどこかで天国に連れて行ってくれます。そう、タバコ銘柄とかね!
※たセクターごとに平均PERは結構差があるので時間がある時にでも確認してみてね!
※ちなみに私はNetflix大好きです。月5000円でも契約し続けます。
ただお間違いないようにいただきたいのは期待値の低い会社というのは「売り上げが落ち込んで商品は時代遅れ、もう未来はない会社」のことではなく「売り上げはあるのになぜか売られてしまう会社」です。
たとえば過去に戻れるとしてカセットテープの会社の株を買いますか?
買わないですよね。インターネットに駆逐されて終わりです。
じゃあタバコは?
私には駆逐される未来が見えないです。
参入障壁が高く、独占市場で値段を簡単に変えられ、中毒性があり、国にお高い税金を支払う。
絶対にこれからも長く続くのは間違いありません。500年以上の歴史があるんですからカセットテープとは大違いですよ!!
まとめ
愛煙家からの偏った意見ですが、配当金生活に向けてタバコ銘柄を組み入れるのは大正解です!
さぁ今すぐにタバコ銘柄に投資を!
※相当偏った意見なので参考程度にとどめておいてください。
投資は自己責任で!