どうも、ぽっぽです。
私は高配当株としてRDSBを保有しています。
ただ、OPECプラスの協調減産協議の決裂やサウジアラビアの原油大幅増産計画を受けて石油の価格が大幅に下落している影響で株価も大幅に下落。もはや配当の継続にも影を落としています。

現在が34ドル付近ですね。(2020年3月10日)
一時は1バレルが30ドルをつけていてこの値段は2016年ぶりです。
その時のRDSBの株価はこちら。

38.97ドルですね。現在の価格が35.46ドルなのでその時よりも売られてしまっています。
それからはOPECで原油減産の合意が続いたり、期間を延長したりと原油価格を徐々に上げていきましたが今回の件で暴落しています。
専門家の見立ててでは原油の価格競争が起き、低価格が長期化することが予想されているようです。
RDSBは配当を維持し続けられるか?
RDSBは70年以上減配してこなかった企業です。
簡単には減配に踏み切らないと言えます。
ただ、最近では配当性向100%を超えることも見受けられています。
原油価格が長期的に低迷する場合は減配する可能性が相当高くなることを頭に入れておいた方が良さそうです。
原油は本当に長期的に低迷するか?
下記が原油の長期チャートになります。

※ 楽天証券より拝借
直近15年ほどではボラティリティが高く、大きく下落することはあっても低価格で長期化することはありませんでした。
一方、1980,90年代では長期化していたようですね。
結論を話しますと、個人的にはそこまで原油低迷は長期化しないと考えています。
理由としては1900年代頃より人口が増えていること、人口が増えているのは発展途上国で原油(ガソリン)の需要があること、価格が安ければ需要はどんどん伸びること(電力会社は火力発電の割合を増やすのでは?)、そしてOPEC全体が長期化を望んでいないこと、です。
原油の価格競争でどこかの国は経済的に困って内乱や戦争、他の国のパイプラインをドローンで攻撃、なんてことが増え出すのではないでしょうか?(完全な憶測ですが。。)
ただ、長期化はしないまでも数年くらいは低迷するかもしれませんね。。
まとめ
個人的な見解としては原油低迷の長期化はなくとも、ある程度の期間は価格が低いままになると考えています。
その場合、石油関連企業は配当の持続が難しい可能性が高いです。
個人的には保有しているRDSBは売らず、株価が大幅に下落したところを少しづつ拾ってみようと計画しています。もしくはXOMとか。
投資は自己責任で!